秋田空港に到着してから、最初の目的地である秋田駅周辺へどのように移動すればよいか迷う方も多いのではないでしょうか。秋田空港から市街地への移動は、運行本数が多く、大きな荷物があっても安心して利用できるリムジンバスが非常に便利です。
この記事では、秋田空港の連絡バスの乗り場や料金、チケットの買い方について詳しく解説します。初めて秋田を訪れる方でも、迷わずに目的地へたどり着けるよう、実際の流れに沿って情報を整理しました。移動の不安を解消して、快適な秋田の滞在をスタートさせましょう。
あらかじめ連絡バスの情報を把握しておくことで、空港に到着してからの行動がぐんとスムーズになります。運行スケジュールや支払い方法の細かなルールについても触れていきますので、ぜひ参考にしてください。
秋田空港の連絡バスの乗り場や料金、まずは基本をチェック

秋田空港から秋田駅までは、約20キロメートルの距離があります。この区間を結ぶ最も一般的な交通手段が、秋田中央交通が運行する「空港リムジンバス」です。まずは、乗車前に知っておきたい基本的な運賃や乗り場の位置を確認しましょう。
秋田駅までの運賃とチケットの買い方
秋田空港から秋田駅までの運賃は、大人片道950円、小児480円に設定されています。以前と比較して運賃が改定される場合もあるため、常に最新の情報を確認することが大切ですが、2024年現在は表の通りの価格となっています。
| 区間 | 大人料金 | 小児料金 |
|---|---|---|
| 秋田空港 〜 秋田駅(西口・東口) | 950円 | 480円 |
| 秋田空港 〜 秋田県庁・市役所前 | 950円 | 480円 |
チケットの購入方法は、空港内の自動券売機を利用するのが最もスムーズです。空港の到着ロビー(1階)にある手荷物受取所を出ると、すぐ目の前にバスの案内カウンターと券売機が設置されています。ここで目的地までの乗車券を先に購入しておくと、降車時の精算が楽になります。
もし券売機で買う時間がなかった場合でも、後述するキャッシュレス決済や、降車時の現金支払いが可能です。ただし、スムーズな降車のために、事前に小銭を用意するか、券売機でチケットを買っておくのがベストです。
空港ターミナルビル内のバス乗り場への行き方
秋田空港の連絡バス乗り場は、非常に分かりやすい場所に位置しています。1階の到着口を出たら、そのまま建物正面の出口から外へ向かってください。出口を出てすぐ目の前のロータリーに、バス停が並んでいます。
秋田駅行きの連絡バスは、通常「1番乗り場」から発車します。出口を出て左手に少し進んだ場所にあるので、迷うことはほとんどありません。大きな看板で「秋田駅方面」と記載されているため、初めての方でもすぐに見つけることができるでしょう。
冬場の秋田は雪が多く非常に寒いですが、バス乗り場付近には風除けのある待合スペースなどは限られています。バスが到着するまでは、建物内の暖かい場所で待機し、発車時刻の数分前になったら乗り場へ移動することをおすすめします。
到着便に連動した運行スケジュール
秋田空港の連絡バスの大きな特徴は、航空機の到着時刻に合わせて運行ダイヤが組まれている点です。基本的には飛行機が到着してから約15分から20分後にバスが出発するように設定されています。
万が一、航空機の到着が遅れた場合でも、連絡バスは原則として飛行機の到着を待ってから発車します。そのため、「飛行機が遅延してバスに乗り遅れたらどうしよう」と過度に心配する必要はありません。この柔軟な対応は、空港連絡バスならではの利点です。
ただし、最終便以降のバスはありませんので、特別なチャーター便などの場合は別途確認が必要です。通常の国内線定期便であれば、どの便で到着しても必ず対応するバスがあると考えて間違いありません。
秋田駅周辺から空港へ向かう際の乗り場と手順

旅の終わりや出張の帰りに秋田駅から空港へ向かう際も、連絡バスの利用が定石です。駅周辺は乗り場が複数あるため、間違えないように注意点を確認しておきましょう。駅ビルでの買い物や食事を楽しんだ後でも、スムーズに乗車できるよう準備しておくと安心です。
秋田駅西口のバス乗り場(1番線)
秋田駅から空港へ向かうバスのメインの乗り場は、秋田駅西口バスターミナルの「1番乗り場」です。西口を出ると、円形状に並んだ広大なバスターミナルが広がっていますが、1番乗り場は駅の改札から出て最も近いエリアの一つにあります。
バスターミナルの屋根に沿って歩いていけば、大きく「秋田空港」と書かれた案内が見つかります。1番乗り場は空港行き専用となっていることが多いため、他の路線バスと混同する心配は少ないでしょう。ただし、時間帯によっては多くの人が並ぶこともあります。
また、一部の便は秋田駅東口からも発車しています。宿泊しているホテルが東口側にある場合は、わざわざ西口まで移動しなくても東口から乗車できるため、事前に時刻表で東口経由の便があるかチェックしておくと時間の節約になります。
駅前の乗車券販売所と購入方法
秋田駅から乗車する場合、バス車内での支払いも可能ですが、事前にチケットを購入しておくとスマートです。西口バスターミナルのすぐそばには「秋田中央交通チケットセンター」があり、そこで空港連絡バスの乗車券を販売しています。
チケットセンター内には自動券売機も設置されているため、対面で購入するのが苦手な方でも安心です。ここではクレジットカードを利用して乗車券を購入することも可能な場合があるため、現金をあまり持ち歩きたくない方には便利な窓口となります。
また、もしチケットを買う時間がなかったとしても、バスの入り口で整理券を取り、降車時に運賃箱で精算すれば問題ありません。空港連絡バスは全席自由席ですので、予約の必要はなく、そのまま列に並んで乗車するスタイルです。
余裕を持った移動のための時間配分
秋田駅から空港までの所要時間は、通常時で約35分から40分程度です。しかし、朝晩の通勤ラッシュ時間帯や、冬の積雪時期には道路が混雑し、1時間以上かかるケースも珍しくありません。
航空会社の推奨するチェックイン締切時間は、出発の20分から30分前です。保安検査場の混雑や、お土産を買う時間を考慮すると、飛行機の出発時刻の1時間20分前までには秋田駅を出発するバスに乗っておくのが理想的です。
特に冬場は吹雪によって視界が悪くなり、バスの運行がスローペースになることもあります。天候が不安な時は、予定よりも1便早いバスを利用するなど、スケジュールにゆとりを持たせることで、最後まで焦らずに秋田の空気を楽しむことができます。
秋田駅西口のバスターミナルには液晶モニターがあり、各路線の出発予定時刻が表示されています。空港行きのバスが何分後に来るか一目でわかるので、確認してから並ぶと良いでしょう。
連絡バスで利用できる支払い方法とキャッシュレス決済

旅行先で気になるのが「支払い方法」です。最近では秋田県内でもキャッシュレス化が進んでおり、連絡バスでも様々な決済手段が選べるようになっています。財布の中身を確認しなくても済むよう、利用可能な決済サービスを把握しておきましょう。
交通系ICカード(Suica・PASMO等)の利用
嬉しいことに、秋田空港連絡バスでは、SuicaやPASMOなどの全国相互利用サービスに対応した交通系ICカードが利用可能です。秋田独自のICカード「AkiCA(アキカ)」はもちろん、普段首都圏や関西圏で使っているカードをそのままタッチして支払うことができます。
乗車時に乗り口にあるカードリーダーにタッチし、降車時にもう一度運賃箱付近のリーダーにタッチするだけで精算が完了します。これなら小銭を用意する手間が省けますし、運賃がいくらかを細かく確認する必要もありません。
モバイルSuicaやApple Payに登録した交通系ICカードも同様に使用可能です。スマホ一台でスマートに移動できるのは、出張者や観光客にとって大きなメリットと言えます。ただし、残高不足には注意が必要ですので、あらかじめチャージを済ませておきましょう。
現金払いのルールと車内での両替
ICカードを持っていない場合や、残高が足りない場合は、もちろん現金での支払いも受け付けています。バスに乗る際に、入り口付近にある発券機から「整理券」を必ず受け取ってください。この整理券に記載された番号が、運賃を確認するための印となります。
降車時には、運転席横の運賃箱に整理券と運賃を一緒に入れます。注意点として、バスの運賃箱は基本的にお釣りが出ない仕組みになっています。ちょうどの金額を持っていない場合は、あらかじめ車内の両替機で両替を済ませておかなければなりません。
車内の両替機では、千円札の両替は可能ですが、五千円札や一万円札の高額紙幣には対応していないことがほとんどです。あらかじめ空港や駅で千円札や小銭を作っておくことが、スムーズな降車のための大切なマナーとなります。
スマホ決済やクレジットカードの対応状況
近年、多くの公共交通機関で導入が進んでいるQRコード決済(PayPayなど)や、クレジットカードのタッチ決済については、導入状況が変動しやすい部分です。現時点では、車内での直接的なクレジットカード決済は一般的ではありません。
しかし、先述した通り、空港内の券売機や駅のチケットセンターでは、窓口や機械を介してクレジットカードが利用できる場合があります。車内で直接スマホをかざして決済したい場合は、あらかじめ交通系ICカードにチャージしておく方法が最も確実です。
今後、さらに便利な決済手段が導入される可能性もありますが、現時点では「交通系ICカード」または「現金」の二段構えで準備しておくのが、旅のトラブルを避ける賢い方法です。予備の千円札を一枚持っておくだけで、心の余裕が違います。
支払い方法のまとめ
・交通系ICカード(Suica、PASMO、AkiCAなど)が利用可能
・現金の場合は整理券を取って降車時に支払い
・車内で一万円札の両替はできないので注意
秋田空港連絡バスを利用するメリットと注意点

秋田空港から秋田駅までの移動手段はいくつかありますが、なぜ連絡バスが選ばれるのでしょうか。その魅力と、利用する際に気をつけたいポイントを深掘りします。バスならではの利便性を知ることで、他の手段と比較検討する際の判断材料になります。
荷物を預けて手ぶらで移動できる快適さ
連絡バスの大きなメリットの一つは、車両の下部にある「荷物用トランク」を利用できることです。旅行用の大きなスーツケースやゴルフバッグなど、座席に持ち込むのが難しい荷物を運転手さんや係員の方が預かってくれます。
秋田市内の路線バスとは異なり、観光客の利用を前提とした設計になっているため、荷物を膝の上に抱えて窮屈な思いをすることはありません。目的地に到着するまで、広々とした座席でゆったりと車窓の景色を眺めながら移動できるのは大きな魅力です。
特に冬場はコートなどの防寒着で身の回りがかさばります。手荷物を最小限にして座れるバス移動は、長旅の疲れを癒やすひとときにもなるでしょう。降りる際も、係員の方がトランクから荷物を出してくれるので、スムーズに目的地へ向かえます。
悪天候や交通渋滞による遅延のリスク
バス移動において避けて通れないのが、道路状況による遅延のリスクです。秋田は冬の積雪が厳しく、一度吹雪になると視界不良や路面凍結によって道路が大幅に渋滞することがあります。これはタクシーを利用しても同様ですが、公共交通機関としての宿命と言えます。
また、秋田空港から駅へ向かう道路は、朝夕のラッシュ時にも混雑しやすい傾向があります。バスは専用レーンがある区間も限られているため、予定されていた時刻よりも到着が10分から15分ほど遅れることは珍しくありません。
そのため、バスを利用する際は「時刻表の到着時間はあくまで目安」と捉え、次に乗る電車の時間や約束の時間に対して、少なくとも20分から30分程度のバッファ(時間的余裕)を持たせておくことが、焦らずに済むコツです。
車内設備とWi-Fi・コンセントの有無
移動中の時間を有効活用したい方にとって気になるのが、車内の通信環境や電源設備です。秋田空港の連絡バスでは、車両によって設備に差がありますが、近年導入された新しい車両には無料Wi-Fiが設置されているケースが増えています。
一方で、全席にコンセントやUSBポートが完備されているわけではありません。スマートフォンの充電が不安な方は、あらかじめ空港のラウンジやモバイルバッテリーで充電を済ませておくのが無難です。設備があればラッキーという程度の心構えが良いでしょう。
座席はリクライニングが可能なタイプが多く、短時間の乗車としては十分すぎるほどのクオリティです。空調も適切に管理されており、夏は涼しく冬は暖かく、快適な車内空間が保たれています。移動中にメールのチェックをしたり、観光情報を調べたりするには最適な環境です。
目的地に合わせた移動手段の選び方と使い分け

秋田空港からの移動先は、秋田駅周辺だけとは限りません。角館や田沢湖、あるいは横手方面など、目的地によっては連絡バス以外の選択肢が最適になる場合もあります。他の交通手段との違いを理解し、最も効率的なルートを選びましょう。
秋田駅以外の方面へ行く「エアポートライナー」
秋田駅以外の主要な観光地へ直接向かいたい場合は、予約制の乗合タクシー「秋田エアポートライナー」が非常に便利です。連絡バスが秋田市中心部をターゲットにしているのに対し、ライナーは角館、田沢湖、乳頭温泉、男鹿半島、湯沢など、県内各地へ直行します。
料金は連絡バスより高くなりますが、電車に乗り換える手間を省き、目的地までドア・ツー・ドアで移動できるのが最大のメリットです。家族旅行やグループでの移動で、重い荷物を持って何度も乗り換えをしたくない場合には、検討する価値が十分にあります。
エアポートライナーは、利用の前日までに電話やインターネットでの予約が必要な場合が多いため、思い立ってすぐ乗れるバスとは性質が異なります。旅のプランニングの段階で、どちらが効率的かを見極めて予約しておくのが賢明です。
タクシーやレンタカーを利用する場合のコスト比較
連絡バスの料金が950円であるのに対し、秋田空港から秋田駅までタクシーを利用すると、料金は約6,000円から7,000円程度かかります。一人で利用する場合はバスが圧倒的に安上がりですが、4人で利用して荷物も多い場合は、タクシーという選択肢も現実味を帯びてきます。
また、秋田県内を広範囲に観光する予定があるなら、空港からレンタカーを借りるのも一つの手です。空港周辺には大手レンタカー会社の店舗が集まっており、到着してすぐに自分たちのペースで移動を開始できます。
しかし、慣れない雪道の運転には細心の注意が必要です。運転に自信がない方や、特定の目的地(駅前など)へ行くだけであれば、プロの運転手に任せられる連絡バスの方が、精神的な負担も少なく安全かつ確実に移動できるでしょう。
乗り場を間違えないためのチェックポイント
空港のバス乗り場には、連絡バスだけでなく、前述したエアポートライナーやホテルの送迎バスなども停車します。自分が乗るべき車両を間違えないためには、バスの側面に書かれた会社名や、正面の行先表示を必ず目視で確認してください。
特に「秋田駅行き」のバスであっても、経由地が異なる場合があります。秋田駅東口に早く着きたいのか、それとも県庁付近で降りたいのかによって、選ぶべき便が変わることもあります。不安な時は、乗車時に運転手さんに「秋田駅まで行きますか?」と一言確認するのが一番確実です。
また、秋田駅のバスターミナルでも同様に、多くの路線バスがひっきりなしに発着します。「空港リムジン」と大きく書かれた青や白の大型バスが目印ですので、周囲の景色に紛れて見逃さないよう、早めに乗り場へ向かって待機しておくようにしましょう。
秋田空港の1階案内カウンターでは、各方面へのアクセス方法を丁寧に教えてくれます。バスの出発まで時間がある時は、パンフレットを眺めながらおすすめのルートを相談してみるのも良いですね。
秋田空港の連絡バスの乗り場や料金についてのまとめ
秋田空港の連絡バスは、空港と秋田市街地を結ぶ最も確実でコストパフォーマンスに優れた移動手段です。料金は秋田駅まで大人片道950円となっており、飛行機の到着に合わせて運行されているため、待ち時間も少なくスムーズに移動できます。
乗り場は、空港1階の出口正面にある「1番乗り場」が基本です。チケットは空港内の券売機で購入できるほか、SuicaやPASMOといった全国の交通系ICカードでの支払いにも対応しているため、キャッシュレス派の方でも安心して利用できるのが嬉しいポイントです。
秋田駅から空港へ向かう際は、西口バスターミナルの1番乗り場を利用します。交通状況や天候によって所要時間が変わる可能性があるため、飛行機の出発時刻に対して余裕を持ったスケジュールを組むことが、旅を成功させるための秘訣と言えるでしょう。
大きな荷物はトランクに預け、ゆったりとした座席で秋田の風景を眺めながら移動できる連絡バス。今回ご紹介したポイントを押さえて、秋田での滞在を快適に、そして楽しいものにしてください。秋田の美味しい食事や美しい景色が、皆様を待っています。




